Windows のマルチモニター環境や高解像度モニターを使用していると、Q-Dir のウィンドウ位置が画面外に保存されてしまい、起動してもウィンドウが見えない状態になることがあります。
その場合、Q-Dir を再起動しても戻らず、キーボードでのウィンドウ移動(Alt+Space → 移動)も効かないケースがあります。
以下では、実際に有効だった「WinRC を空にすることで復活させる方法」を紹介します。
目次
症状
- Q-Dir が起動しているのに画面に表示されない
- タスクバーには存在するが、クリックしてもウィンドウが出てこない
- Alt+Tab で切り替えても見えない
- モニター構成変更後に発生しやすい
原因は、Q-Dir が保存している ウィンドウ位置(WinRC) が現在の画面範囲外になっているためです。
結論:Q-Dir.ini の WinRC= を空にすると復活する
Q-Dir の設定ファイルには、最後に保存されたウィンドウ座標が記録されています。
例:
WinRC=1920;243;2720;843
これが現在のモニターの描画範囲に存在しないため、ウィンドウが画面外で開かれてしまいます。
この行を空にするだけで、ウィンドウ位置がリセットされ、正常に表示されるようになります。
手順
1. Q-Dir を終了する
2. 以下のフォルダを開く
%AppData%\Q-Dir\Q-Dir.ini3. WinRC= の行を探す
例:
WinRC=1920;243;2720;843
5. これを空欄にする
WinRC=
6. 保存して Q-Dir を再起動
ウィンドウが初期位置(中央付近)に戻り、正常に表示されます。
なぜこの方法で復活するのか
WinRC はウィンドウ座標(Left, Top, Right, Bottom)を記録している項目です。
現在のモニター構成に存在しない座標が保存されている場合、Q-Dir はそのまま画面外にウィンドウを作ってしまいます。
WinRC= を空にすると、Q-Dir は座標を読み込めず、内部のデフォルト(画面内)にリセットして起動するため、必ず表示されるようになります。
再発防止策
Q-Dir の設定で、ウィンドウ位置を記憶させないようにすると再発防止になります。
- その他 → Q-Dir の表示 → 最大化して起動
- または
- その他 → Q-Dir の表示 → 最後のウィンドウ位置で起動(OFF)
まとめ
- Q-Dir のウィンドウが画面外に行って戻らない原因は
WinRCに保存された座標 WinRC=を空欄にすると初期位置に戻る- 設定はほぼ保持されるので安心
- 再発防止は「最大化して起動」が有効
同じ症状で困っている人の参考になれば幸いです。
